ナイジェリア代表MFのヴィクター・モーゼスは15日、自身のSNSで国際試合からの引退を発表した。
モーゼスは1990年生まれの27歳。育ったイングランドのユース代表を経験した後、22歳でナイジェリアを選択し、2回のワールドカップに出場してきた。
国際試合ではこれまで37試合で12ゴールを決めており、ナイジェリア代表ではサイドハーフとして非常に重要な存在に。先日のロシア・ワールドカップでもアルゼンチン戦でゴールを決めていた。
しかし今回彼は、「若手に場所を明け渡すタイミング」として代表チームからの引退を発表したという。
ヴィクター・モーゼス
「発表したい。多くのことを考えた上で、僕は代表チームからの引退を決断した。
スーパー・イーグルスのシャツを身につけて、人生で最高の時を経験させてもらった。死ぬときまで残る思い出を手にした。
しかし、これがクラブのキャリアと家族に集中するため、そして次の世代のスターにステップアップするチャンスを与えるための正しい時だと感じている。
我々は多くのエキサイティングな若手に恵まれた国だし、彼らの時が今やってきた。
僕はすでに代表監督と電話で話した。彼やスタッフ、協会、チームメイトのサポートに感謝を伝えたかったからね。
最も重要なのは、長年僕を信じてサポートしてくれたナイジェリアの人々に感謝することだ。
思い出をありがとう。そして、チームの今後に幸運を祈るよ」