昨季、国内リーグではマンチェスターの両雄とトッテナムの後塵を拝し、チャンピオンズリーグではレアル・マドリーに地力の差を見せつけられたリヴァプール。

臨む新シーズンでは、多く者が彼らのリベンジを期待するところだろうが、同時に注目されるのがユルゲン・クロップの思い切った選手抜擢ではないだろうか。

記憶に新しいところでは、昨季の開幕直後から徐々に出場機会を増やしてシーズン途中にはレギュラーポジションすら手中にしたジョー・ゴメス。クラインの負傷によって穴となった右サイドバックで10代ながら出色のパフォーマンスを見せ、ワールドカップロシア大会のメンバーにも名を連ねたトレント・アレクサンダー=アーノルドがその代表格で、いずれもクロップが大胆な起用に踏み切った際には大きなサプライズを与えた。

では、2018-19シーズンにクロップのお眼鏡に適う逸材は現れるのだろうか。

クロップが監督に就任していて以降、既にプレミアリーグで出場機会を与えられた選手を除き、筆者自らが推奨したい三選手を取り上げる。

このプレシーズンにレンタル移籍となるケースも想定されるが、いずれも名前を覚えておいて損はないタレントたちである。