『Football Ghana』は18日、「ベネズエラのニコラス・マドゥロ大統領は、フランス代表はアフリカのチームのようだったと話した」と報じた。

今回のワールドカップで優勝を果たしたフランス。23名のメンバーのうち15名がアフリカのルーツを持っており、他にもグリーズマンはドイツやポルトガル、ジルーはイタリアなどの血も引いており、国際的なチームだった。

ベネズエラの指導者であるマドゥロ氏は以下のように話し、実際には移民の勝利だったとして、欧州はその価値を認めるべきだと指摘した。

ニコラス・マドゥロ(ベネズエラ大統領)

「フランス代表は昨日勝利を収めた。

しかしながら、彼らはまるでアフリカのチームのようだ。

実質的には、アフリカが勝ったのだ。フランスに渡ったアフリカ人の移民がね。

フランスや欧州は、南から来た人々、アフリカ人や南米人の強さと意義の価値を認めるべきだ。

ワールドカップは歴史上最高のサッカーを見せてくれたし、ロシアはそれを主催した。プーチン大統領やロシアの人々に感謝を送る」

5月に再選を果たしたマドゥロ大統領は、現在ベネズエラで独裁的な政治を行っているとして批判されている。

経済的にも深刻な経済危機から「ハイパーインフレ」と呼ばれる状況となっており、国内の治安も急速に悪化しているという。

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