ワールドカップの日本対コロンビア戦で注目されたのがテーマ曲「VOLT-AGE」を演奏したSuchmos(サチモス)だ。

過去にQolyでも何度かニュースにしているが、現在の邦楽で人気のあるバンドの1つであるが話題になったのには理由がある。

いわゆるわかりやすい曲調で盛り上がる所では縦ノリ、拳をつきあげるといったものではない。ブラックミュージックに影響を受けたといいロックだけでなくアシッド・ジャズやR&Bなどをミックスした独特の雰囲気で静かに燃えるようなタイプだからだ。

テーマ曲としては異例の空気感としてSNSを中心に今まで知らなかった層にまで話題が波及している。ハーフタイムには録画形式ではあるがNHK Football Festival内の映像が流れたこともその流れに一役買ったのかもしれない。

そんなNHKのサッカーテーマに採用されているSuchmosだが、サッカーとの関係は非常に深い。

ギターを務めるTAIKINGの本名は戸塚泰貴であり父親は戸塚哲也氏。

往年のサッカーファンならご存じであろう元日本代表フォワードでヴェルディ黄金時代のメンバーでもある。町田ゼルビアなどで指揮を執った経験もあるが、現在は、タンメン屋『湯麺戸塚』を経営している。

また、ボーカルのYONCEも負けてはいない。普段身に着けているのはAdidas Originalsのトラックトップなのだ。

Suchmosは過去に楽器を弾きながら足元ではスパイクを履きサッカーボールでプレーするという動画をあげたことがあるほか、ライブではサインボールを投げ入れるなどエピソードにはことかかない。

なお、NHKのサッカーテーマであり、この楽曲はJリーグ放映などでもお目にかかる機会はある。ワールドカップ後もサッカーファンにはお馴染みになりそうだ。

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