『FOX』は16日、「南アフリカ・プレミアリーグのアヤックス・ケープタウンは、3試合の結果を没収されて降格した」と報じた。
オランダの名門クラブと業務提携していることで有名なアヤックス・ケープタウン。あのスティーヴン・ピーナールを輩出したことでも知られる。
セブン・スターズとケープタウン・スパーズの合併という形で1999年に創設されてから18年にわたって1部で戦ってきたクラブだ。
しかし、今季は序盤から成績が低迷。下位に沈む中でシーズン途中にジンバブエ人FWテンダイ・エンドロを獲得していた。
ところが、このエンドロは今季すでにオーランド・パイレーズで1試合、アル・ファイサリーで4試合に出場しており、アヤックス・ケープタウンは3クラブ目の所属だった。
これはFIFAの規定によって禁止されている行為であるが、クラブは彼を7試合に起用した。
結局、これが南アフリカサッカー協会によって違反であると認められ、その間の勝点はすべて没収されることに。
もともと勝点は31で残留プレーオフ圏内だったものが、7ポイントの没収により自動降格になってしまったのだ…。
なお、アヤックス・ケープタウンには2万7000ドル(およそ300万円)という少なくない額の罰金も言い渡されている。