先週末に行われたJ1第9節の大一番、ガンバ大阪対セレッソ大阪戦。
この試合では前半11分に東口順昭と三浦弦太が交錯し、顔面を強打した東口が途中交代を余儀なくされるというアクシデントがあった。
このプレーにより両選手はピッチに倒れ込むも、ボールを持っていたC大阪の選手はプレーを止めず。
これに対してG大阪のサポーターは大きなブーイングで抗議していたのだが、主審にプレーを止めることを促していたC大阪選手もいた。
※01:18から
その選手とは、DF丸橋祐介だ。
東口と三浦の交錯を間近で見ていた丸橋は事態の深刻さに気付いたのか、すぐさま飯田淳平主審に向けて手を上げ、プレーの中断を示唆。
その後、杉本健勇がプレーを続けた後も丸橋だけは動きを止め、まるで三浦の体を守るようにしながら側から離れなかった。
ダービーということで選手たちはつい熱くなりがちだが、相手の怪我を第一に考えたフェアプレーだったと言える。
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