『Gazzetta dello Sport』は12日、「ミランのスポーツディレクターを務めているマルコ・ファッソーネ氏は、クラブの経営は非常にいいと話した」と報じた。
昨年4月に中国人実業家のリー・ヨンホン氏によって買収され、新しい体制の下で経営を行っているミラン。
しかしその買収の際、アメリカのヘッジファンドであるエリオット・マネージメントに3億3000万ユーロ(およそ436.9億円)の資金を借りている。
これは今年10月までの返済が義務付けられており、もしそれが滞った場合はミランの経営権がエリオット・マネージメントに移る契約になっている。
ミランはその返済は不可能に近い状況だが、現在その借り換えを進めているという。
ただ、リー・ヨンホン会長の所有する会社が1つ倒産したことが確認されており、ミランの経営状況も心配されている。
しかしファッソーネ氏は以下のように話し、ミランの財政は良い状況にあると宣言した。
マルコ・ファッソーネ
「金融的な視点、経済的な視点から見て、ミランはとても良い状況にあるよ。
一般的な見地は、時々信じられないように誘導されることがある。そうすると、問題があるように見える。