現在各国のサッカーリーグはインターナショナルマッチウィークに入っており、クラブチームはお休みとなっている。
しかし日本のJ2やJ3のように、下部リーグについては行われているケースも多く、イタリアも例外ではない。
そして25日、イタリアの4部リーグで何ともセリエAファンにはたまらない試合が実現する。
それはセリエDのグループB第32節、レッツァート対トレントだ。
前者の監督を務めているのはエマヌエーレ・フィリッピーニ。後者の指揮官はアントニオ・フィリッピーニ。
彼らはセリエAで活躍した「双子選手」であり、今回監督としても初めて直接対決することになったのだ!
11月5日にこの2チームは対戦しているが、その試合で大敗したことによってトレントがアントニオ・フィリッピーニ氏を監督に招へい。そのおかげで、セリエAファン感涙の試合が実現した形だ。
なお、現在レッツァートは勝ち点64で首位。一方トレントは勝ち点32で残留プレーオフ圏内の15位。対照的な立場にある。
フィリッピーニ兄弟はこの試合に向けて以下のように話したと、『Gazzetta dello Sport』が伝えている。
フィリッピーニ兄弟
「我々は真剣に戦う。いつもやっていたようにね。
サッカーは我々の人生であり、頭の中を占めるものだ。ピッチ内での評決を受け入れる準備がある。
負けることもあるだろうが、全力を尽くさなければならない。
我々は強いきずなで結ばれている。いつか、双子が両者ともセリエAで指揮を執る、そんな歴史上初の兄弟になりたい」
レッツァート対トレントは、25日の日本時間午後10時キックオフ予定だ。