『RMC』は9日、「元イタリア代表DFパオロ・マルディーニは、サッカー連盟について話した」と報じた。
昨年ワールドカップ予選プレーオフでスウェーデンに敗れ、60年ぶりに本大会出場を逃したイタリア。
その後ジャンピエロ・ヴェントゥーラ監督を解任し、更に前会長のカルロ・タヴェッキオ氏も圧力に屈する形で辞任した。
しかし今年行われた会長選挙では白票が続出し、誰も過半数を獲得できないという異常事態に。投票は不成立となり、イタリアオリンピック委員会からコミッショナーが派遣されることになった。
そして、サブコミッショナーにはかつてミランで活躍したDFアレッサンドロ・コスタクルタが就任し、現在代表監督の選定に向けて動いている。
彼のパートナーだったマルディーニ氏は以下のように話し、連盟の無関心がこの状況を招いたと手厳しく批判したとのこと。
パオロ・マルディーニ
「イタリア代表チームは、ワールドカップ予選突破に失敗した。それは予想できるようなものではなかった。
しかし、それは同時に、この四年間の決算でもあった。イタリアサッカー連盟が、サッカーのことを気にせずに過ごしてきた間のね」