先週末に行われるウディネーゼ戦を前に、ホテルで突然死去したイタリア代表DFダヴィデ・アストーリ。

31歳という若さで前触れもなくこの世を去った彼に哀悼の意を表し、週末のセリエAは全て延期された。

そして月曜日、イタリアの各メディアは「彼が所属していたフィオレンティーナは、アストーリとの契約を更新し、その給与を家族に渡す」と伝えた。

それをイタリアサッカー協会のコミッショナーを務めているCONI(イタリアオリンピック委員会)のジョヴァンニ・マラゴ氏も確認。

ジョヴァンニ・マラゴ

「フィオレンティーナはアストーリとの契約を更新することを決め、その賃金については家族を支援するために使われる」

しかし、フィオレンティーナはクラブの公式サイトでそれらの噂について応答した。

フィオレンティーナ

「フィオレンティーナは、このような悲劇的な状況にまだショックを受けている状況である。

皆様には今一度お願いしたい。静寂を保ってくれること、そして敬意をもって接してくれることを」

なお、クラブのファンサイトである『fiorentina.it』は、契約更新の情報は「現状では何も決まっておらず、デマにすぎない」と報告している。

ジョヴァンニ・マラゴ氏も『Mediaset』の番組でフェイクニュースだったと明らかにしており、「フィオレンティーナは今後何をすべきかはこれから検討し、適切なタイミングでアストーリの家族を支援する予定だ」と話したという。

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