フランス・リーグアン第26節、川島永嗣が所属しているメスはアウェイでトロワと対戦した。
互いに公式戦3連敗中の両チームは、リーグアンのテーブルでも19位と最下位。残留への望みを繋ぐために、勝点差が大きいメスは白星が欲しいところだった。
しかしメスはこの試合も厳しい展開。特に守備面ではトロワの攻撃陣に対処しきれず、幾度となくピンチを迎えた。
だが、そこで立ちはだかったのが守護神川島永嗣。18分にトロワMFレミ・ヴァルテルの決定的シュートを弾くと、37分にも危険なクロスをなんとか触ってシュートに持ち込ませず。
川島は後半に入っても数本のシュートを止め、流れはメスに来るかと思いきや…。
先制したのはホームのトロワ、時間は88分だった。マテュー・ドゥプラーニュの仕掛けにメスDFムサ・ニャカテが対応できず、交錯して倒れたあとでクロスを許す。
すると中で待っていたトロワFWアダマ・ニャネがダイレクトでシュート!川島も手を伸ばすも届かず、ゴールに吸い込まれていった。
メスは残留争いの直接対決で敗れたことにより、19位までの差が6ポイント、プレーオフに回る18位までが7ポイントとなった。
ただリーグアンは38節あり、まだ10試合以上残っている。まだメスに残留の可能性は十分にあると言える。