イングランド2部のクイーンズ・パーク・レンジャーズ(QPR)が13日、ホームスタジアムのロフタス・ロード使用開始100周年記念ユニフォームをリリースした。
1882年に結成したQPRは当初特定のホームスタジアムを持たず、近隣のスタジアムを転々としていた流浪のフットボールクラブだった。1917年に現在のロフタス・ロードに落ち着いて以降は、今日まで変わることなく使い続けている。
Queens Park Rangers 2017-18 Errea Commemorative Kit
記念ユニフォームの色はちょっと意外に思えるグリーン/ホワイト。QPRと言えば今でこそブルー/ホワイトのイメージだが、ロフタス・ロードを使い始めた1917年当時のユニフォームは、スコットランドのセルティックのようなデザインだった。
100周年記念だがエンブレムは現行のデザイン。QPRがユニフォームにエンブレムを付け始めたのは、実は1950年代に入ってからのこと。100年前は何も付けていなかった。
グリーン部分には歴代の選手名や監督名がプリントされている。通常のユニフォームには胸スポンサーが入っているが、この記念ユニフォームはスポンサー無し。Erreaのメーカーロゴはグリーンで合わせた。
この記念ユニフォームはQPRの公式サイトで28日まで予約を受け付けているが、それ以降は注文不可になるとのこと。購入者の手元には特製ボックス入りで届くという。