ポルトガルリーグ第21節、中島翔哉が所属しているポルティモネンセは敵地に乗り込みマリティモと対戦した。
中島翔哉はこの試合も左サイドで先発出場。ファブリシオ、ブルーノ・タバタと3トップを組むことになった。
先日のリオ・アヴェ戦に続く勝利を狙うポルティモネンセであるが、スタートは厳しい展開に。サイドから激しい攻撃を受け、押し込まれ続ける状況が続く。
しかし、12分に先制点を決めたのはポルティモネンセだった。エヴェルトンのスルーパスから元鹿島のファブリシオが飛び出し、貴重なゴールを奪取。
これで流れは大きく変わり、18分には中島の絶妙なパスからまたもファブリシオ!
さらに29分にはファブリシオの素晴らしいパスから、今度はブルーノ・タバタがゴール。前半のうちに3点のリードを奪った。
後半はマリティモの激しい攻撃を受けるも、チームは一丸となってブロックを続け、最終的にクリーンシートを達成。
リオ・アヴェ戦の4-1に続き、マリティモ戦も3-0と大勝。ファブリシオはこの2試合で5得点と大爆発である。
中島翔哉はノーゴールに終わり73分に交代となっているが、アシスト以外でも苦しい時にドリブルでファウルを奪うなど貢献。守備でも何度か存在感を見せた。
昨年11月から3ヶ月勝利から見放され、司令塔パウリーニョもFCポルトに放出したポルティモネンセ。
しかし2月に入ってからは公式戦で2連続大勝と一気に状況は好転しており、1桁順位も狙える位置につけてきた。