開幕が近付いてきた2018シーズンのJリーグ。
今季最も大きな変更点は、「J1参入プレーオフ」の導入だろう。
これまでJ1は下位3チームが降格していたが、17位と18位の2クラブが自動降格に。16位チームはJ1参入プレーオフに回ることとなった。
このJ1参入プレーオフは、J2の3位から6位とJ1の16位を合わせた計5チームが参加。
基本的には従来のJ1昇格プレーオフと同じだが、J2のトーナメントを勝ち抜いたチームが最後にJ1の16位と対戦し、J1でプレーする権利を争うというものだ。
なぜ、今季からこのような新ルールが採用されることになったのだろうか?
2018シーズンの日程発表と合わせて配信された座談会で、Jリーグの副理事を務める原博実氏が明かしてくれた。
原 博実(Jリーグ 副理事)
(Jリーグの実行委員会でなかなか意見がまとまらなかったという話を受け)
「当然J2はさ、今まで通り(昇格チームは)3つが良いって。
Jリーグとしては今年で25年になるじゃない?『できるだけJ1クラブを多く』というので、参入戦を含めてJ2から3つを上げてきた。
一方で、J2って去年から初めてJ3に2つ落ちるようになったんだよ」