ウインターブレイク中も、YouTube上で様々な動画を配信しているブンデスリーガ。
ある“ドッキリ企画”が話題だ。
"The Loyalty Test"というタイトルのこの企画にはドルトムント、ボルシアMG、バイエルンの熱狂的ファンが3名登場。
TVのインタビューという目的で一室に案内されるのだが、そこで待ち受けていたのはスカウトを名乗る仕掛け人だった。
仕掛け人たちはサポーターに対し他のチームのファン、それもライバルチームのサポーターに鞍替えするよう提案をする。要は、サポーターの買収を計画しているのだ。
その見返りとしてスカウトたちは、歓迎のコレオを用意したり選手用バスにサポーターの顔をプリントすることなどを約束する。ファンとしては、これほど光栄なことはないだろう。
最終的には6万ユーロ(およそ800万円)、15万ユーロ(およそ2000万円)、20万ユーロ(およそ2600万円)という大金も提案される。
しかし、それぞれのファンたちは「それは私のアイデンティティを売りさばくのと同じだ。だからしたくない」、「いや!お金は問題じゃない。これは心の問題だ」といった理由からこのオファーを拒否。
部屋を出たところでネタばらしとなり、それぞれのファンたちは仲間のサポーターから歓迎されたのだった。
リーグ公式がこうしたドッキリをやること自体が驚きだが、ファンのチームに対する忠誠心が伝わってくるいい企画と言えるだろう。