高校サッカーが盛り上がっている昨今、選手権で活躍した選手の進路などが気になる方も多いだろう。

そんな中、フランスのストラスブールでプレーするFWイーサン・サコは20歳にして文武両道を目指すという。

ヴァランシアンヌの下部組織でプレーしていたが右サイドでプレーすることが嫌で契約のサインを拒否。2015年にストラスブールへ移り、2016年の1月にトップチーム・デビューを果たした。ストラスブールとの契約は現在2021年までと延長している。

その髪型から「パイナップル(Ananas)」のニックネームを持ち、技術があり身体能力も高い攻撃的なポジションなら複数こなせる選手である。マリ系とアルジェリア系の血筋をひいているといい、イスラムの教えから美徳を意味する「イーサン(Ihsan)」の名前をつけたという。

さて、このサコ、そのニックネームとは裏腹に人生はサッカーだけではないと考えているそうだ。すでに20歳にして「マーケティング&ビジネスマネジメント」の学士(Bac + 3)を持っており、修士にあたるBac + 5修了まで学校に通いたいと考えているという。当然、テストとサッカーの予定がかぶることもあったようで並々ならぬ苦労があったようだ。

サッカー界では名門の大学出であったり弁護士の資格を持っていたり意外なプレイヤーは多い。だが、修士号を狙うというのはなかなか珍しい。

ちなみに夢はパリ・サンジェルマンでのプレーだという。

【厳選Qoly】インドネシアの帰化候補「150人超」に対し…帰化して日本代表になった7名