年末年始恒例のプレイバック企画!編集部お勧めの記事を再び紹介。
今回は、ネイマールがPSGに移籍した際に掲載した『実はPSGもそう!「国家や自治体が所有するサッカークラブ」を知ってる?』をピックアップ。
サッカーやスポーツは公共事業…という考え方も、世界では結構あるのだ。
ついにネイマールのPSG移籍が決定した。その違約金2億2200万ユーロ(およそ288.8億円)はカタールの政府系ファンドが用意したと言われ、国家が深く関わった取引となった。
世界的な人気を誇るサッカーにおいては、国家や政府、それに準ずる組織がスポーツの経営にかかわるケースは少なくない。
パリ・サンジェルマンのように、国家や自治体、あるいはサッカー協会自体が経営を行ったケースについてまとめてみよう。
パリ・サンジェルマン(フランス)
もちろん今最も話題を集めているのはパリ・サンジェルマンだ。
オーナーはカタールの政府系投資ファンドであるQSI(カタール・スポーツ・インヴェストメンツ)。ネイマールの獲得資金もここから出ており、カタール国家自体が関与していることは間違いない。
会長のナースル・アル・ハライフィは、世界的放送局『BeIN Sports』(旧アルジャジーラ・スポーツ)の会長でもあり、経済的な面で他のリーグにも睨みを利かせている。