『Sky Italia』は29日、「セビージャの監督に就任するヴィンチェンツォ・モンテッラ氏は、スペインでの戦いに意欲を見せた」と報じた。
先月27日にミランを解任されたモンテッラ氏は、それからわずか1ヶ月でセビージャの監督に就任することが内定した。
ミランとの契約は残っていたものの、それを解除するための交渉と手続きを現在進めているという。
アシスタントコーチは元イタリア代表MFのエンツォ・マレスカが務めることになっており、スペイン語のサポートも万全。
モンテッラ&マレスカの両名はすでにスペインに到着しており、就任に向けて以下のようなコメントを残したという。
ヴィンチェンツォ・モンテッラ
「セビージャの仕事は期待していなかったよ。嬉しかったし、驚いた。
このチャンスは突然現れた。こんな素晴らしいファンを持つ偉大なクラブで、スペインでの新しい冒険を始められる。とても燃えているよ。
フィオレンティーナの監督時代、セビージャとはヨーロッパリーグの準決勝で対戦したね。
ホームのサポーターの声は大きかった。タッチラインから聞いていて、正直苦しめられたよ。
私は新鮮な感覚を持っているし、燃えている。常に国外での経験を積みたいとは思っていたんだ。
こんなに早く来るとは期待していなかったけどね。特にシーズンがスタートしたあとだから、まったく考えもしなかった」
(マッツァーリ氏も検討されていたとのことだが、なぜ自分が選ばれたと思う?)
「それはクラブに尋ねるべきだよ。ただ、スペインではまず娯楽性が重視され、その次に結果が求められる。セビージャの歴史を学んだし、大きな情熱が必要になるだろう。大きなチャレンジになるね」