アヤックスやPSV、フェイエノールトなど、名門が揃うオランダ1部エールディヴィジ。
しかし、リーグの国際競争力は年々低下しており、UEFAが発表しているリーグランキングではトルコやオーストリアより下の12位となっている。
そんなエールディビジの衰退を象徴する事態が起きたようだ。英国『BBC』によれば、来シーズンのUEFAチャンピオンズリーグではオランダのチームにストレートインの権利が与えられないのだという。
今シーズンのエールディヴィジでは、優勝チームのフェイエノールトにグループステージへの出場権が、2位のアヤックスに予備予選3回戦への出場権が与えられていた。
結局アヤックスは同ラウンドでニースに敗れ敗退となり、フェイエノールトもグループステージ最下位となってUEFAヨーロッパリーグにも進むことができなかった。
また、ELでもフィテッセがすでに敗退となっており、UEFA主催大会においてオランダ勢は早くも全滅に。これにより、オランダのUEFAカントリーランキングはさらに低下することが確実となっているという。
オランダのクラブにCLのストレート権が与えられないのはこれが初めてのこと。時代を感じさせるニュースである。