先日行われたJリーグウアォーズ。
「最優秀副審賞」に輝いたのは、日本で最高クラスの実績を持つ相樂亨氏だった。
2007年から国際副審を務め、主審の西村雄一氏とともに2度のワールドカップを経験している相樂氏。
受賞後、『DAZN』のバックステージ・インタビューに登場すると、福田正博氏と水沼貴史氏からジャッジについて様々な質問を受けたのだが、その内容が実に興味深かった。
「オフサイドの判定をする際どこを見ているのか?」と尋ねられると、以下のように答えた。
相樂 亨(サッカー審判員)
(副審の目線ってどこにあるか分からないんですよ。ボール出すところと人と)
「物理的に、ボールがワイドになると見にくくなります。
ボールもプレーヤーも向こうにいる時は見やすいです。ボールがこっちに来た時に一番見にくいです。
昔、指導者に『右目でラインを見て左目でボールを見ろ』って教わったことがありますが…」
(そんなことできるないでしょ?)
「できません(笑)」