『Sportsmole』は7日、「スペイン代表FWムニール・アル・ハッダーディは、モロッコ代表入りを切望している」と報じた。
バルセロナで若くしてデビューを果たし、大きな注目を集めることになったハッダーディ。
その後EURO2016の予選でビセンテ・デル・ボスケ監督から招集を受け、1試合に出場していた。
しかしその後はスペインに招集されることがなくなり、アル・ハッダーディは父親の故郷であるモロッコを選びたいという意思を示している。
モロッコサッカー協会もアル・ハッダーディに連絡を取り、招集することに前向きであることを伝えているようだ。
FIFAは原則的にフル代表でキャップを獲得した選手の国籍変更を認めていない。
しかしその一方で、ジャンニ・インファンティーノ会長が率いる新生FIFAはその規制緩和を考えており、招集の見込みがない場合は切り替えが可能になるという新規則を議論していることも明らかになっている。
果たしてアル・ハッダーディに対して「特例」は認められるのか?出場すれば、かつてプレーしたスペインとの対戦となるだけに楽しみではあるが…。