冬の移籍市場オープンまで1か月を切った。
ここでは、『Squawka』による「2017年夏移籍でまさかの成功になったケースTOP10」を見てみよう。
10位 MFヘスス・ナバス(マンチェスター・シティ→セビージャ:移籍金なし)
今夏、グアルディオラがナバスを切り捨てた際、誰もがそのキャリアは急降下するだろうと思った。
シティでの最後の数年間は消耗しており、天才ペップから別れを告げられたのだ。どうやって彼は成功(復活)することができたのか?
古巣のセビージャに復帰できたのだ。決して後戻りはするなと言われるものだが、ナバスは故郷のクラブで素晴らしいプレーを見せている。特にチャンスクリエイトとドリブル突破のスタッツは際立っている。
9位 MFネマニャ・マティッチ(チェルシー→マンチェスター・ユナイテッド:3500万ポンド≒52.2億円)
ジョセ・モウリーニョ監督は補強ポイントとして4つのポジションを定め、4人の選手を迎え入れた。そのうちのひとりが守備的MFとしてのマティッチだった。
チェルシー時代の教え子でもあるが、その関係はパーフェクトではなかった。さらに、マティッチは昨季中頃からチェルシーにおける地位が落ちており、今季はティエムエ・バカヨコにとって代わられるように思えた。
そんなマティッチが赤いユナイテッドに加入し、これまで以上にいいパフォーマンスを披露した時の皆の驚きを想像してほしい。彼はバスティアン・シュヴァインシュタイガーの31番を受け継ぎ、ピッチで躍動している。
守備における“巨人”であり、DFラインを守る驚異的な盾となっている。ほぼ一瞬にして、彼はリーグ最高の守備的MFになってしまった。皆の想像をはるかに超えて。