シーズン終盤に入って調子を落とし、クラブワースト記録となる連続未勝利試合数を記録していたガンバ大阪。

26日(日)に行われた北海道コンサドーレ札幌戦も0-1と落とし、これで9試合勝ちなしとなっている。

そんなこの試合の後、市立吹田サッカースタジアムではファンに向けた挨拶の場が設けられ、キャプテンを務める遠藤保仁と長谷川健太監督が参加。

遠藤に対して温かい拍手が送られた一方で、今シーズン限りでチームを離れる指揮官には厳しい反応が待っていた(01:10から)。

スタジアムDJが長谷川監督の名前を紹介すると、サポーターたちは大ブーイング…。

その声量は大きく、長谷川監督が話し始めるのをやや躊躇するほどだった。

長谷川 健太(ガンバ大阪)

「皆さん、今シーズンなかなか喜んでもらえるような試合ができなくて…。

これは選手は非常に頑張ってくれたと思います。ただ、私の指導力のなさだと思いますし、これで快く5年間に幕を閉じることができると思ってます。

こういうブーイングをこれから声援に変えて、来シーズンのガンバ大阪、是非タイトルを奪取してほしいと思います。

5年間ありがとうございました」

5年間の指揮のなかで、数々のタイトルをもたらした長谷川監督。

J2降格後という難しいタイミングでチームを率いることになったが見事J2優勝を果たし、翌シーズンにはJ1で三冠を達成するという偉業も成し遂げた。

プロの世界である以上結果が全てではあるが…クラブの発展に貢献した功労者に対する最後の反応としては少し寂しい気もする。

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