『France Football』は20日、ユヴェントスのアルゼンチン代表FWパウロ・ディバラのインタビューを掲載した。
2012年に2部のインスティテュートからパレルモに移籍し、イタリアで大ブレイクしたディバラ。2015年にはユヴェントスと契約し、『NEXTメッシ』とも言われるようになった。
今季からはユヴェントスの伝統の10番を受け継ぐことになり、ますますクラブの重要な存在になっている。
2013年にパレルモが降格した際にアルゼンチンのビッグチームからオファーがあったと言われているが、彼はセリエBでの戦いに臨むという決断を下した。その理由は、『失敗した』と自分で思わないためだったとのこと。
パウロ・ディバラ
(アルゼンチンのチームに行かなかったことに後悔はない?)
「ないよ。2部にいた時には、キルメスやロサリオ・セントラル、リーベル・プレートとも戦ったからね。アルゼンチンのビッグチームを夢見ていたが、パレルモに来たら忘れてしまった」
(イタリアでの最初の2年は難しかったが成長した?)
「そうだね。セリエBはフィジカルなリーグだからね。ただ、素晴らしいシーズンでもあった。昇格もできたしね。
僕はイタリアサッカーの違う面に触れて、ユヴェントスと契約する前の自分を大いに助けてくれた。
パレルモが降格したあと、アルゼンチンに戻るという選択肢もあったが、それを拒否した。帰国することは、自分で『失敗した』という感覚になってしまうからね。ヨーロッパを夢見るのが難しくなる。
僕はイタリアに残って戦う準備があった。そして、うまくやることができたよ。
こんなにできるとは期待していなかったけどね。18歳でアルゼンチンの2部に出場し、ヨーロッパ最高のリーグで学びたいと思っていたが、それが難しいことはわかっていた」
(ユヴェントスに移籍した時に物事は変わった?)
「すごくね。3つのコンペティションを戦わなければならないし、練習で全力を尽くさなければならない。試合も難しい。すべてを勝ち取る準備をしておく必要もある。詳細に注意してね。それは偉大な王者がやることだ」