15日、ワールドカップ予選大陸間プレーオフの2ndレグ、オーストラリア対ホンジュラスの試合が行われた。
アウェイで行われた1stレグではケイヒル、ミリガン、レッキーを欠いていたオーストラリアは、この3人をスタメン起用してこの試合に臨んだ。
一方、1stレグで4バックを使用していたホンジュラスは、システムを5-4-1に変更。両者ともにプランを変えて戦いに挑んできた。
当然ながらホームで攻撃的な姿勢を見せるオーストラリアが押し込む展開になるも、ホンジュラスが水際でそれを防ぎカウンターを狙う。
拮抗した時間が続いたものの、後半になって試合は動きを見せた。先制したのはオーストラリアだ。
53分にトム・ロギッチが中央でのドリブルでフリーキックを奪うと、ジェディナクのキックがにDFエンリ・フィゲロアに当たってコースが変化。キーパーの反応とは逆方向へと吸い込まれていった。
さらに72分にはオーストラリアがジェディナクのPKで追加点を奪取し、スコアは2-0となった。
しかし、この場面ではホンジュラスのブライアン・アコスタが足先で触ったところでハンドを取られており、今後何らかの問題に発展しそうである。
この後ホンジュラスは4バックに変更して攻撃を狙うも、84分にロビー・クルーズの飛び出しを防いだところでPKを与えてしまう。
これをジェディナクが決めてハットトリックを達成し、オーストラリアに3-0という決定的なスコアをもたらした。
後半アディショナルタイムにホンジュラスはコーナーキックから一点を返すも、反撃もそこまで。3-1というスコアで試合は終了した。
勝利を収めたオーストラリアはこれで2006年大会からの4連続出場を達成。逆にホンジュラスは2010年大会から続いていた連続出場が途切れることとなった。