『ANSA』は14日、「イタリア代表監督のジャンピエロ・ヴェントゥーラは、辞任しない意向を表明した」と報じた。
1958年以来60年ぶりにワールドカップ出場権を逃すことになったイタリア代表。チームを率いてきたヴェントゥーラ監督には大きな批判が集まっている。
テレビ番組の『Le Iene』はミラノ空港でヴェントゥーラ監督を直撃し、そのインタビューを流した。
ジャンピエロ・ヴェントゥーラ
「今は話せない。今後すべての問題について話す時間を設ける。結果については謝罪したい。
私は過去40年間で最高の成績を残した。2年間でわずか2試合しか負けていないのだ」
「(尊重を持って聞きますが、辞任しますか?)YESだ」
しかし、その後事態は一変。『ASNA』はジャンピエロ・ヴェントゥーラの代表者から声明を受け取り、「辞任の意向を伝えたことはない」とのコメントを紹介した。
報道によれば、これは「おそらく報酬の問題に関するものではないか」と推測されているようだ。
昨年8月に契約が更新されているヴェントゥーラ氏の条件には70万ユーロ(およそ9298万円)の報酬が約束されており、その受け取りを待っているという。それがW杯出場を前提としたものなのかどうかは意見が分かれている。
また、彼の契約は2018年夏までとなっているため、その残った期間の給与の支払いについても交渉が必要になるはずだ。