『Reuters』は20日、「国際サッカー連盟(FIFA)は、インターナショナルサッカーにおける国籍ルールの変更を検討している」と報じた。
現在の国籍変更におけるルールは、親善試合を除く国際Aマッチに出場した場合、他の国の代表に移ることが出来ないものとなっている。
例外となるのはコソボのような新しい国が生まれた時のみであり、サミル・ウイカニはアルバニアからコソボへの国籍変更が認められている。
しかしこのところサッカー界でも移民は一般的なものになっており、二重国籍を持っている選手も数多い。
そのため、FIFAは現在そのルールをやや緩和する可能性を検討しているとのことだ。
1~2試合のキャップを持っていたとしても、その後招集される可能性が低いと考えられれば、国籍の切り替えを許可できるようにしてはどうかというものである。
もちろん、その移転先については既存のルールである
・その国で生まれている
・その国で生まれた親がいる
・その国で生まれた祖母、祖父がいる
・18歳以降にその国で5年以上居住している
という条件に縛られることになる。