『Mirror』は12日、「モナコのヴァディム・ヴァシリエフ副会長は、トマ・レマールの退団の可能性を認めた」と報じた。
今年夏のマーケットで大きな話題を集めた選手の一人、トマ・レマール。
モナコで活躍する小柄なレフティには、アーセナルとリヴァプールが強く関心を寄せていたという。
リヴァプールはアレックス・オックスレイド=チェンバレンにターゲットを切り替えたことで撤退し、アーセナルは最終日にレマール側から断られたとのこと。
しかし、この両チームは継続的にレマールをチェックしており、来年夏にも獲得に向かうという。
ヴァシリエフ副会長は以下のように話し、レマールには退団に向けた公平なチャンスを与える予定だと語った。
ヴァディム・ヴァシリエフ
「リヴァプールは本当に関心を示していた。しかし、アーセナルが本当に契約に近づいた。かなり近かったのだ。
この取引を実現するためには時間が足りなかっただけだ。パズルのピースが全て落ちてしまったわけではない。
彼が残ってくれたことはとても幸せだ。我々はレマールを必要としている。重要な選手だ。
しかし、明らかに来年夏には何かを検討することになるだろう。サッカーに保証はない。トマ・レマールには公平なチャンスを与えると思う。
1月は…サッカーにおいては何も否定はできないが、考えていない。プランにないからね。チームに大きな変化を与えるには正しいタイミングではない」