『Telegraph』は10日、ピーター・リード氏の自伝に関する記事を掲載した。
かつてエヴァートンやマンチェスター・シティなどで選手として活躍し、引退後はサンダーランドやリーズなどを監督として率いたリード。
9月に『Cheer Up Peter Reid』という自伝を出版しており、その内容は各所で話題になっている。
彼は自身が愛するエヴァートンについて以下のように話し、今季の低迷について語ったとのこと。
ピーター・リード
「オーナーのファルハド・モシーリは、『ファンの期待値が高すぎる』と言う。
いいや、彼も間違っている。私からすれば、エヴァートンのファンは期待を高くして当然だ。チームを見れば。したがって、トップの方から間違っているのだよ。
ストライカーを手に入れなかったのは間違いだった。最も獲得が難しいポジションであるが、必要なリソースがある。それを手にする必要がある。
昨年1月から、ルカクが退団するであろうことは分かっていた。引き止めるのは難しいと知っていた。しかし、エヴァートンは誰かを獲るだろうと。
4500万ポンド(およそ62.07億円)で買ったのなら、シグルズソンは本来のポジションで使ってやりたい。
しかし、クーマン監督は同じポジションの選手を何人も獲得している。それは常に問題になるだろう」
「ショーン・ダイチェ(バーンリー)は素晴らしい仕事をしている。エディ・ハウ(ボーンマス)も素晴らしい仕事をしている。大きな仕事が彼らになぜ舞い込まないのか?
それが問題だ。英国には良いコーチがたくさんいる。しかし、彼らは『ハリウッド』ではない。ダイチェもそうではない。
なぜなら、彼は低くて軋むような声だからだ。さらにファッションセンスもよくない。モウリーニョやグアルディオラのようにはね」