『De Telegraaf』は3日、「リヴァプールのユルゲン・クロップ監督は、ダビンソン・サンチェスとの契約を断った」と報じた。
8月末にトッテナム・ホットスパーへ4200万ポンド(およそ57.93億円)で移籍したコロンビア代表DFダビンソン・サンチェス。
昨季アヤックスで大ブレイクを果たした若きセンターバックは、今夏のマーケットでリヴァプールに売り込みをかけていたという。
また、イタリア・セリエAのナポリからはセネガル代表DFカリドゥ・クリバリを獲得できる可能性もあったとのことだ。
しかし、ユルゲン・クロップ監督はサウサンプトンのオランダ代表DFフィルヒル・ファン・ダイクの獲得に固執し、この二人を断っていたようだ。
最終的にサウサンプトンはファン・ダイクの放出を拒否し、リヴァプールはセンターバックの補強なしにシーズンを迎えることに。
そして今季はまだ2回しか無失点の試合がなく、守備陣に対しては大きな批判が集まっている。
もしクリバリかサンチェスが来ていればどうだったのか?はともかく、マーケットではどこで手を引くかという選択も重要であることを示していると言えよう。