『BBC』は17日、サッカー評論家のギャレス・クルックス氏によるコラムを掲載した。
先日のチェルシー戦で0-0と引き分けたアーセナル。その中で話題になったのはダヴィド・ルイスの退場だった。
ドリブルで右サイドを持ち上がったダヴィド・ルイスは、対面したセアド・コラシナツに対して右足の裏を見せたタックルを敢行し、レッドカードを受けた。
しかしその後もコラシナツは何もなかったかのように最後までプレーし続け、卓越したフィジカル能力を見せつけた。
クルックス氏はコラシナツをベストイレブンに加えるとともに、そのプレーについて以下のように書いた。
ギャレス・クルックス
「セアド・コラシナツは、第二次世界大戦の爆撃に耐えた北ロンドンのレンガ製トイレのように組み立てられているよ。
ルイスによる酷いタックルを受けても彼は試合をプレーする決意を固めた。私がプレーしていた頃なら、両者にスタンディングオベーションが与えられただろうね。ルイスは手袋を投げつけ、コラシナツはその挑戦を受けた。
アーセナルの最終ラインが酷いものだったとしても、コラシナツは試合をコンプリートし、士気という点で勝利した」