今年MLSに新規参入したアトランタ・ユナイテッド。このほど行われたオーランド・シティ戦で、MLS史上最多となる観客者数を記録した。

ホームのメルセデス・ベンツ・スタジアムに詰めかけたサポーターは、なんと70,425人!

雰囲気もすごい…。

これまでの記録は、1996年にLAギャラクシーがローズボウルで戦ったチーム初戦の69,255人だった。

ちなみに、J1最多記録は2013年に日産スタジアムで行われた横浜F・マリノス対アルビレックス新潟戦の62,632人という情報がある。

なお、MLSの試合では2006年にLAコロシアムで行われたチバスUSA対ニューイングランド・レヴォリューションで、92,650人の観客が集まったことがあった。ただし、この試合はバルセロナ対チバス・グアダラハラとのダブルヘッダーとして組まれていたもので、公式記録ではないようだ。

記録的な一戦となったアトランタ対オーランド戦は、両チームが得点を奪い合う白熱の展開となり、3-3の引き分けとなった。

試合後、MLSのコミッショナー、ドン・ガーバー氏は「信じられないね。これは本当に限界がないことを言い表していると思う。こんなことが起きるとは全く予想もしていなかった」などとコメント。

アトランタにはMLBブレーブス、NFLファルコンズという人気スポーツチームがすでに存在する。

地元『AJC.com』によれば、「ここで生まれ育ったので、ブレーブスとファルコンズの大ファンなの。でも、今はアトランタ・ユナイテッドがこの街にきたことにとても興奮している。(サッカーよりも)アメリカンフットボールのファンだけど、この日の雰囲気はすごかった」と述べる女性ファンもいたそう。

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