5日、世界各地でワールドカップ予選が行われた。
激戦となっているアジア予選グループAでは、韓国、ウズベキスタン、そしてシリアの3チームが2位の座を争う三つ巴の展開。
敗れれば4位転落の可能性もある韓国は、敵地で相性のいいウズベキスタンと対戦。
しかし試合開始から苦しい展開が続き、中盤での守備ポジションがミスマッチでスペースを与える状況に。
だが、徐々にディフェンスを修正してペースを掴み始めると、後半にはより攻撃的なプレーを見せていく。
大きなチャンスを立て続けに逃したために得点は奪えなかったものの、押し込むことによってウズベキスタンの攻撃を封じる結果となり、0-0のスコアレスドローとなった。
結局引き分けに終わった韓国であるが、裏の試合でシリアがイランを相手に引き分けたことで2位を死守することになった。
逆にウズベキスタンとしては、シリアの引き分けで4位に転落し、ワールドカップ初出場に向けた最大のチャンスを逃すことに。先日の中国戦での負けが悔やまれる結果になってしまった。
なお、シリアはプレーオフでグループBの3位(オーストラリアかサウジアラビア)と対戦し、その後は北中米カリブ海地域の4位と戦う。