『This Day』は18日、「アフリカ最大の富豪アリコ・ダンゴテ氏は、アーセナルを買収してヴェンゲルを解雇すると話した」と報じた。
アリコ・ダンゴテは1957年生まれの60歳。1977年に設立したダンゴテ・グループは食品、セメント、輸送業で成功し、ナイジェリアの砂糖市場で最大のシェアを確保している企業となっている。
ナイジェリア以外にもベナン、ガーナ、トーゴなど多くの国でビジネスを展開しており、1万1000人以上の従業員を抱える西アフリカ最大の企業となっている。
アリコ・ダンゴテ氏は『Forbes』によれば世界で67番目の富豪であり、アフリカでは最も多くの資産を持つ人物だ。
彼は以前からアーセナルのサポーターであることを明かしており、クラブの買収に関心を寄せていることを明言している。
そして彼は『Bloomberg』に対して以下のように話し、クラブを買収したらヴェンゲル監督をクビにすると語ったという。
アリコ・ダンゴテ
「まず最初に、私は監督を交代させるね。彼はいい仕事をしてきたが、誰かが彼の運を試すべき時が来ている。
もし適切なオファーをすれば、アーセナルの経営陣は去っていくと確信しているよ。今ラゴスに建設している石油精錬所が完成すれば、それが出来る立場になる。
素晴らしいチームだし、うまく動いている。しかしより良い動きができる。そのために私はそこへ行く」