『Corriere dello Sport』は29日、「ミランのヴィンチェンツォ・モンテッラ監督は、今夏の補強について語った」と報じた。
2013-14シーズン以来チャンピオンズリーグに出場できていないミラン。中国資本になったクラブは、今夏2億1000万ユーロ(およそ271.2億円)を投じて大補強を行った。
この投資はファンの期待を大きく高めている半面、これで結果が出なければ問題を生じさせる可能性があるとも。
モンテッラ監督は今季のチームについて以下のように話し、責任は感じているがモチベーションは高いと語った。
ヴィンチェンツォ・モンテッラ
「クラブとの約束は、ファンの情熱を無駄にしてはいけないということだ。期待を裏切ってはならない。
もし我々が目標を達成できなかった場合、経済的にも、クラブのイメージという点でも、非常に大きなダメージになるだろう。
しかしながら、これはイタリアにおける競争を高めてくれるものだ。我々のような補強戦略を持っていないクラブであっても、まだ計画の立案という点で先んじている者がいる。
我々は準備ができている選手を選び、素晴らしい契約を結べる。彼らはトッププレーヤーである。ミランのレベルでも、セリエAのレベルでもだ。
従って、私は考える。ポテンシャルはあると。そしてそれが開花するのは時間の問題だとね。
我々は確実性を持っているし、選手は今後成長することが出来るだろう。
この仕事をやるからには、責任から逃れることは出来ない。このチームと共に歩めることが幸せだ。
大きな責任を感じているよ。しかし、とてもモチベーションは高い」