来月の開幕に向けてプレシーズンをスタートさせているリヴァプール。
『Liverpool Echo』によれば、ユルゲン・クロップ監督がある選手について事実上の構想外だと言い渡したと伝えている。
それは、セルビア代表FWラザル・マルコヴィッチ。爆発的なスピードを武器にベンフィカで活躍し、2014年にリヴァプールが2000万ポンド(現レートで28.8億円)で引き抜いたウィンガーだ。
だが、その後は3チームにレンタルに出されるなど、リヴァプールでは出番に恵まれていない。そんな彼についてクロップ監督はこう述べたそう。
ユルゲン・クロップ監督
「ラザルについては、隠すまでもない。
もし彼が(移籍先となる)クラブを見つければ、我々は交渉するだろう。昨季もそうだったようにね。
彼は本当にいい選手だし、人としても好きだ。
今の彼はフィットしているし、私が知るなかでは最高潮にあるね。
以前は鼠蹊部に問題を抱えていたが、今はいい調子だ。
彼を必要とするクラブはあるだろう」
リヴァプールとの契約は2019年まであるが、もはや構想外ということか。とはいえ、彼はまだ23歳。再び輝くチャンスはあるはず。