『FourFourTwo』は19日、「ボルシア・ドルトムントのCEOを務めるハンス=ヨアヒム・ヴァツケ氏は、ACミランの振る舞いは敬意を欠いていると語った」と報じた。
今夏ドルトムントからの退団が噂されているオーバメヤング。移籍先としてこのところ噂になっているのは、イタリアのACミランである。
奇しくもこの両クラブが先日中国で親善試合を行い、ドルトムントが3-1で勝利。しかもオーバメヤングが2点を決めるという活躍を見せた。
試合後の取材に応えたヴァツケCEOは以下のように話し、この段階で公に他のクラブがアプローチを明かしている状況に不満を述べたという。
ハンス=ヨアヒム・ヴァツケ
「私達は常に代理人と交渉を行っている。もちろんオーバメヤングともだ。
かなり早期の段階で会合を開いた。そこに異議はなかった。オーバメヤングには多くの話が来ていたよ。彼がこれまで達成してきたこと、傑出した人物であることからね。
ボルシア・ドルトムントは戦略を練らなければならないのだ。
他のクラブの監督は、『ああ、あのような選手が欲しい』と言うことは出来ないはずだ。そういう点から言って、ACミランは敬意を欠いているね」
(オーバメヤングはミラン戦で2ゴールを決めたね)
「明らかに、彼は何かの考えを持ってプレーしていたね。それは間違いない。しかし、彼はボルシア・ドルトムントに満足していると思うよ。それをミラン戦で見せた。
彼はチームの中で良い感覚を受けている。我々も彼がクラブにいてくれることに良い感覚を受けている。何の問題もないね」