J1の前半戦を首位で折り返した鹿島アントラーズ。

天皇杯でも好調であり、12日(水)に行われた3回戦のモンテディオ山形戦に勝利したことで、2ラウンド連続で5-0の白星となった。

そんなこのゲームで先制点をあげたのはDF西大伍。複数の選手により生まれたのだが、少々珍しい形であった(00:11から)。

4分、伊東幸敏のフィードにレアンドロが上手く抜け出すも、山形MFイ・ジェスンに一度はボールを奪われる。

しかし粘り強いチェイスからボールを奪い返すと、中へとクロスを送る。すると中央で待っていた土居聖真、中村充孝が連続で股抜きスルーし、山形の選手を完全に翻弄…。

最終的にはフリーになっていた西がこのボールをあっさりファーへと流し込んだ。

これだけ短い時間の間に、2人の選手が続けてスルーするのは珍しいのではないだろうか。

最初にスルーした土居は試合後、「欲を言えばアシストじゃなくて点が欲しかったですけど、点に絡めたことは良かった」と振り返っている。

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