「Soccernet』は10日、「元ナイジェリア代表FWヌワンコ・カヌは、サッカー界により厳しい心臓の検査を求めた」と報じた。

かつて先天的な心臓病が明らかとなり、手術を受けることになったカヌ氏。引退後の2014年にも、妻の助言によってメスを入れ、今は通常の生活が可能となっている。

今年もシェイク・ティオテが中国で突然死し、先日はアヤックスの若手アブドゥルハーク・ヌーリがピッチで倒れてしまった。心臓発作はもはやサッカー界で大きな問題の一つとなっている。

自身もその患者であったカヌは以下のように話し、各クラブは四半期に一度選手の検査を行うべきだと指摘した。

ヌワンコ・カヌ

「(2014年に2度目の手術を受けたことについて)

私は妻のアドバイスを受けたんだ。診察に行くべきであるとね。心臓は体の中で最も重要な器官であり、それが壊れた時に命が失われる。

手術の後は、同じ人間だとは思えない状況になっていたけどね。徐々にリハビリしなければならず、とても苦痛ではあった。

心臓発作で倒れたファブリス・ムアンバとはよく会っている。彼も私もまだ生きている。それを神に感謝しているが、シェイク・ティオテのように亡くなってしまう人もいる。

ピッチで死に近づいている選手がいる。それが十分真剣に考えられているとは思わない。

サッカークラブは選手に厳しいチェックを行うべきだと思う。通常シーズンの最初だけにあるが、四半期ごとに行うべきだ。

心臓発作で死去する選手が再び出ることは望まない。私の妻は正しいよ。その声に耳を傾け、行動を起こすべきだ」

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