『Corriere dello Sport』は7日、「マルコ・ヴェッラッティの代理人ドナート・ディ・カンプリ氏は、パリ・サンジェルマンを批判した」と報じた。

現在バルセロナから関心を寄せられていると言われるヴェッラッティ。しかし所属するパリ・サンジェルマンはそのオファーを断ったと言われている。

その状況について語ったドナート・ディ・カンプリ代理人は、ヴェッラッティはパリ・サンジェルマンの囚人であると激しい言葉を飛ばしたとのことだ。

ドナート・ディ・カンプリ

「パリ・サンジェルマンは競争力のあるチームを作り上げたがっている。リーグ・アンやクプ・ドゥ・フランスだけではなく、ヨーロッパで勝利しようとね。

キリアン・エンバッペについての噂があるね。1億5000万ユーロ(およそ193.8億円)でオファーするという話だ。

しかし、これまでチャンピオンズリーグの規模に値するような選手についてはない。

(パリ・サンジェルマンが)ヴェッラッティを1億ユーロ(およそ129.2億円)で放出することを拒否したのは、プライドの問題になっている。

ナースル・アル・ハライフィ(パリ・サンジェルマン会長)が私に言ったことを知っているかい?

彼は言った。『契約は2021年まで残っている。それまでは放出しない』と。彼はチャンピオンになりたがっており、選手はチームに紐付いたものだからと。

もしヴェッラッティを売れば、その仕事を危険に晒す。そうすれば、カタールの人々が彼を許さないからね。

パリ・サンジェルマンにおいてヴェッラッティは、エミール(首長)の囚人だ。

ヴェッラッティはパリ・サンジェルマンとの契約のことを完全に理解している。しかし、バルセロナからの関心に惹かれるのも当然のことだ」

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