ズラタン・イブラヒモヴィッチの退団が決まったマンチェスター・ユナイテッド。今夏に新たなアタッカーを補強するのは間違いないだろう。
現在はスペイン代表FWアルバロ・モラタが候補に挙がっているが、別の選択肢を推していた人物も。
『talkSPORT』によれば、リヴァプールなどでプレーした元ウェールズ代表FWディーン・ソーンダースはこう述べていたという。
ディーン・ソーンダース
「私なら(ジャーメイン・)デフォーを連れて来ただろう。
彼は34歳だが、昨季は15ゴールを決めた。まだ数年はやれる。
ボックス内で真っ先にボールに触れることができる嗅覚は見事さ。
私なら彼をスカッドに迎え入れる。(モラタは)ギャンブルだ。国外からストライカーを獲得するのはいつだってギャンブルさ。
デフォーならギャンブルだとは思わない。彼は私のお気に入りだ。
彼の頭の良さ、フィニッシュの仕方が好きだね。あらゆるタイプのチャンスを決めることができる。
彼は呑まないし、ぴんぴんしているよ」
34歳になったデフォーだが、ここ2シーズン続けてプレミアリーグ15得点をマーク。実に3年ぶりにイングランド代表にも招集された。同じように小柄だったソーンダースから見てもその嗅覚に衰えはなく、ユナイテッドにもフィットすると考えていたようだ。
だが、つい先日デフォーはボーンマスへの移籍が決まってしまった。その契約期間は3年。
Good morning, all! 😁#afcb 🍒 pic.twitter.com/ushLoO1fkG
— AFC Bournemouth 🍒 (@afcbournemouth) 2017年7月1日
デフォーはサンダーランドとの契約が残っていたが、もし降格した場合にはフリーで移籍できるという条項があったとされている。つまり、移籍金なしで獲得できる選手であったのだが…。
なお、デフォーは2000-01シーズンにウェストハムからのローンとしてボーンマスでプレーした経験がある。
【Qolyインタビュー】パリ五輪出場の東京ヴェルディMF山田楓喜、トッテナムのクルゼフスキを「自分の究極系」と語るワケ