ロシアで開催中のFIFAコンフェデレーションズカップ。
同大会はワールドカップの前年に開催されており、各大陸の選手権などを制した8チームが2組に分かれ、各上位2チームが準決勝へ進出する。
22日、B組の第2節で2015年のアジアカップを制したオーストラリアがアフリカ王者のカメルーンと対戦し、1-1で引き分けた。
初戦を落とした両者は、試合開始から勝点3を狙って積極的な攻撃を仕掛ける。
それが実を結んだのは前半終了間際だ。後方からのロングボールをアンドレ・フランク・ザンボが長い脚で合わせると、これが飛び出した相手GKの頭上を超えて吸い込まれ、カメルーンが先制に成功する。
しかし、後半、オーストラリアも「VAR制度」の末にPKを獲得し、これを元ジェフ千葉のマーク・ミリガンが冷静に決めて1-1の同点に。
その後はカメルーンが優勢に試合を運びつつオーストラリアも好機を作り出したが、勝ち越しゴールは生まれなかった。
2試合を終えて勝点1の両者は最終節にグループ突破をかけ、カメルーンはドイツと、オーストラリアはチリとそれぞれ対戦する。試合はどちらも25日、同時刻に行われる。