『Talksport』は20日、「上海申花のグスタボ・ポジェ監督は、中国超級リーグに大物はもう来ないと語った」と報じた。
この数年サッカー界で大きな存在感を発揮してきた中国超級リーグ。今季はチェルシーからオスカルが6000万ポンド(およそ83.5億円)で上海上港へと移籍して話題に。
また上海申花に加入したカルロス・テベスの給与は年4000万ユーロ(およそ49.5億円)と言われており、これは世界最高額となる数字だ。
メディアでは今夏もジエゴ・コスタやウェイン・ルーニーが中国に行くのではないかという報道を行っている。
しかし上海申花の監督を務めているグスタボ・ポジェ氏によれば、状況は完全に変わっているようだ。
その理由は先日中国サッカー協会が設定した新しいルール。外国人選手を獲得する際の税金を2倍にするというものだ。
中国、外国人獲得に「100%」の税金!勢いは終焉か? https://t.co/AAx3hlOCFZ
— サッカーニュース Qoly(コリー) (@Qoly_Live) 2017年5月26日
グスタボ・ポジェ
「完全に状況は変わった。個人的には、今多くの選手がやってくるのを見られるとは思えないね。
移籍マーケットは開いている。しかし、新しいルールのもとでは多くの選手を獲得することはできない。
ルールがなければ、おそらく4〜5名のビッグネームがやってきただろう。しかし、1人の選手のコストが2倍になるのは大きなサプライズだ。なにせ、これまでも税金を支払ってきたのだからね」