『Mirror』は20日、「レアル・マドリーのクロアチア代表MFルカ・モドリッチは、偽証罪で懲役刑になる可能性がある」と報じた。
今夏もリオネル・メッシやクリスティアーノ・ロナウド、ジョゼ・モウリーニョなどが検察から告訴され、大きな話題になっている。
そして次に裁判に直面することになりそうなのがルカ・モドリッチだ。その原因はかつてディナモ・ザグレブの代表であったズドラフコ・マミッチ氏の裁判においての証言である。
モドリッチは先週証人の1人として裁判に出席し、マミッチ氏が犯したとされる汚職について証言を行っていた。
マミッチ氏は140万ユーロ(およそ1.7億円)の税金逃れ、1050万ユーロ(およそ13億円)の資金私的流用を行ったとして、弟のゾラン、ディレクターだったダミル・ヴルバノヴィッチ、司法書士のミラン・ペルナルと共に訴えられている。
モドリッチが証言したのは、2008年に彼がトッテナムへと移籍した際の資金の流れについてである。
記事によれば、その証言の中で偽証がある疑いがあるとして、クロアチア州弁護士事務所が調査をスタートさせたという。
もし偽証罪が認められた場合、モドリッチには半年〜5年の懲役刑が科せられる可能性があるとのこと。また、モドリッチにもクリスティアーノ・ロナウドやジョゼ・モウリーニョらと同じく税金逃れの疑惑がある。