先日からジャンルイージ・ドンナルンマの退団報道に揺れているミラン。
しかしその一方、中国資本になったことによる経済力の増強は確実であり、まだ6月であるにもかかわらず大補強を成功させてきた。
マテオ・ムサッキオ、フランク・ケシエ、リカルド・ロドリゲス、さらにアンドレ・シウヴァと契約し、すでに1億ユーロ(およそ123.6億円)近くを使っている。
ところがそれでも補強の噂は終息せず、多くの大物選手との接触を行っているとされている。
『Don Balon』によれば、ミランはレアル・マドリーのコロンビア代表MFハメス・ロドリゲス獲得に向けて接触を行ったという。
レアル側はその価格を6000万ユーロ(およそ74.2億円)とミランに通達しており、オファーを待っている状況だとのこと。ただ、ハメス・ロドリゲス自身はマンチェスター・ユナイテッドを優先に考えているとも。
他にも多くの噂がある。
『France Football』によれば、ミランはリヨンのアルジェリア代表FWラシド・ゲザルの獲得を検討しているとのこと。
彼は今夏契約が満了となるためフリーエージェントであるが、競争は激しいとされる。同じイタリアではローマが獲得を狙っていると言われる。
また、ドンナルンマの退団に備えるという点では、新GKとしてスポルティング・リスボンのポルトガル代表GKルイ・パトリシオも候補になっているとのこと。
『A Bola』はミランが彼の獲得に関心を持っていることを伝えており、新守護神候補リストの上位に書かれていると主張している。
そして最も近そうなのがラツィオのアルゼンチン代表MFルーカス・ビグリアである。
『Premium Sport』によれば現在その交渉はかなり高度な段階にまで進んでおり、マッシミリアーノ・ミラベリSDが現在ローマを訪れているという。
移籍金は2000万ユーロ(およそ24.7億円)+最大200万ユーロ(およそ2.5億円)のボーナスという条件が提示されているとのことだ。
さらに『Sportitalia』は「ミランはユヴェントスのコロンビア代表MFフアン・クアドラードの獲得を狙っている」とも伝えている。求められる移籍金はおよそ2500万ユーロ(およそ30.9億円)以上。