ユアテックスタジアム仙台で開催された「U-16インターナショナルドリームカップ2017」は18日に大会最終日を迎え、U-16日本代表が2年ぶりの優勝を飾った。

初戦でオランダに1-3と敗れた日本は、2戦目でアメリカに4-2と逆転勝利したものの、栄冠を手にするのは難しいかと思われた。

というのも、最終戦の前に行われた試合でオランダがアメリカに5-2と大勝したため、日本が逆転で優勝するには2連勝中のギニアに5点差以上で勝利する必要があったからだ。

しかし、そんな絶望的な状況を歓喜に変えたのは、前節、アメリカ戦でも逆転への口火を切った日本の10番、斉藤光毅(横浜FCユース)だった!

斉藤は15分、右サイドの奥深くまで侵入し、岩本翔の先制点をアシストすると、52分にはPKを冷静に決めて2-0。75分にはロングボールを競り合い、西川潤(桐光学園高)のゴールをお膳立てする。

残り10分を切り、それでもまだ2点が必要な状況。

しかし、斉藤は85分、オフサイドぎりぎりでラインを突破すると、個人技からこの日2点目となるゴールを決める。

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