1860ミュンヘンは、来シーズンからアリアンツ・アレーナをホームスタジアムとして使用することを断念したようだ。
ドイツ『BR』が伝えている。
1860 München will Regionalligasaison im Grünwalder Stadion spielen. https://t.co/yPuDuiHncn
— Sportschau (@sportschau) 2017年6月12日
大迫勇也が所属したことで知られる1860ミュンヘン。
2005年以降、バイエルンと共同でアリアンツ・アレーナをホームスタジアムとして使用してきた。
バイエルンの試合の際、スタジアムの外周は赤くライトアップされるが、1860ミュンヘンのホームゲームではご覧のように青く光るのも有名だ。
さて、アリアンツ・アレーナはUEFAのスタジアムカテゴリーでも最高評価の「4」を獲得し、UEFAチャンピオンズリーグの決勝を開催することができる数少ないそんなスタジアムだが、これまで1860ミュンヘンがホームとして使うには大きすぎるという問題を抱えていた。
実際、『transfermarkt』によれば2016-17シーズンにおける1860ミュンヘンのホーム平均観客数は2万5900人であり、これは同スタジアムのフルキャパシティに対して34%ほどにあたる。
そんな1860ミュンヘンは今季のブンデスリーガ2部で16位に沈み、3部リーグ3位との入れ替え戦へ。
しかしヤーン・レーゲンスブルク相手に2試合合計3-1で敗れ3部降格が決定すると、さらにはライセンス使用料の未払いからアマチュアに相当する4部以下への降格も報じられている。
そうした状況のためクラブは記者会見を開き、新シーズンはアリアンツ・アレーナではなく、グリュンヴァルダー・シュタディオンをホームとして使用する予定であることを発表した。