『Gazzetta dello Sport』は8日、「ACミランは、ラツィオのアルゼンチン代表MFルーカス・ビグリア獲得が間近になっている」と報じた。
先日中国人オーナーのリー・ヨンホン氏が就任したミラン。今夏のマーケットでは非常に激しい動きを見せている。
既にこれまでマテオ・ムサッキオ、フランク・ケシエ、リカルド・ロドリゲスを獲得しており、多くの資金を費やしてきた。
さらに今回ルーカス・ビグリアの獲得についてラツィオとの間で合意に至り、契約間近になっているという。
移籍金については2200万ユーロ(およそ27億円)となる予定で、ビグリアには3年の契約が手渡されるとのこと。
もしビグリアが今後何らかの理由で獲得できなかった場合、PSGのグジェゴシュ・クリホヴィアクをセカンドオプションとして考えるそうだ。
また、先日から「ビグリアとセットで5000万ユーロ(およそ61.4億円)」と言われてきたケイタ・バルデ・ディアオについても、ミランがかなり接近しているという。
ケイタ・バルデ・ディアオの代理人はユヴェントスとも会談していると伝えられるが、今のところそちらは正式なオファーに至っていないようだ。
そしてもうひとり伝えられているのがアタランタのDFアンドレア・コンティである。
個人的な条件についてはほぼ合意に近づいていると言われており、コンティ自身は年200万ユーロ(およそ2.5億円)の5年契約という提示に前向きであるそうだ。
しかし問題はクラブ間の交渉であり、今のところアタランタが求めているのが2000〜2500万ユーロ(およそ24.6~30.7億円)、ミランは1800万ユーロ(およそ22.1億円)+ボーナスで入札しているとのことで、まだ差があるとのこと。
来季の復活に向けて多くの選手を一気に獲得しているミラン。このまま補強を進め、来季セリエAで台風の目になることができるか?そしてファイナンシャル・フェアプレー制度は大丈夫なのか?