今季ヘルタ・ベルリンで31試合に出場した原口元気。契約は2018年6月まで残っているが、今夏のマーケットで退団の可能性が高いと言われている。

終盤戦で出場機会が減少したのも契約延長に合意しなかったからであるとも言われており、去就が注目されていた。

以前から原口の移籍先として報じられてきたのがイングランド・プレミアリーグに昇格したブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンであり、その話は継続して報じられてきた。

そして先日『BZ』のインタビューに対し、ヘルタ・ベルリンの管理者を務めているミヒャエル・プレーツ氏が以下のように語り、放出は避けられないと明言した。

ミヒャエル・プレーツ

「どれくらい選手の約束を待てばいいというのか?我々はもはや待っていてはいけない状況だ。

ゲンキとの契約延長はないだろう。それが変更される可能性は大いにあるがね」

ただ、そこには変更の可能性が示唆されている他、『Berliner Kurier』によれば移籍金の交渉にはまだ大きな差があるようだ。

ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンは300万ユーロ(およそ3.7億円)を提示しているものの、ヘルタ・ベルリンは500万ユーロ(およそ6.1億円)を希望しているとのこと。

ブライトン側としては今後数日中に契約をまとめたいと考えているようだが、今のところヘルタ・ベルリンも慌てる状況にはなく、より大きな額を引き出そうとしている様子。

浦和レッズから50万ユーロ(およそ6138万円)という安い移籍金でドイツに渡った原口。ヘルタ・ベルリンの希望通り、10倍の価値になって離れることになるか?

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