U-20ワールドカップも残すところあとわずか。5日には準々決勝の2試合が行われ、イタリアとイングランドの欧州2チームが準決勝への進出を決めた。
日本と同じグループステージを2位通過し、ラウンド16では優勝候補のフランスを撃破したイタリア。
この日は、アフリカの伏兵ザンビアに苦しめられる。4分に先制ゴールを許すと、43分には退場者を出してしまったのだ。
それでも50分にリッカルド・オルソリーニのゴールで同点するが、84分に勝ち越しゴールを許し再び窮地に。しかし、88分、フェデリコ・ディマルコの一撃で終了間際に同点に追い付く。
すると延長戦に入り、111分、ルカ・ヴィドが勝ち越しゴールを決め、これを守り切ったイタリアが薄氷を踏む想いで4強入りを決めた。
もう1試合のメキシコ対イングランドは、ドミニク・ソランケのゴールで先制したイングランドが、後半に退場者を出しながらも1-0で勝利を掴んだ。
その結果、準決勝に進んだ4チームが出揃ったのだが…
ウルグアイ対ベネズエラ
イタリア対イングランド
ウルグアイ、イタリア、ベネズエラと、なんと4チーム中3チームが日本がグループステージとラウンド16で対戦したチームとなった。
もちろん慰めにしかならないわけだが、彼らとどちらに転んでもおかしくない熱戦を繰り広げたことは選手たちにとって自信に変えていいことだろう。
なお、準決勝の2試合は8日に行われる。
【Qolyインタビュー】パリ五輪出場の東京ヴェルディMF山田楓喜、トッテナムのクルゼフスキを「自分の究極系」と語るワケ